雪が降ったら何をする? そうだ、靴のお手入れをしよう

あけましておめでとうございます。相変わらずブログに書きまくるとはいきませんが、気付いた範囲でマイペースにやっていきたいと思います。

さて今回は、スニーカーのお手入れについてになります。春夏秋と頑張ってくれた靴をお手入れすると、次に履けるのは春だなあ、なんて気持ちになれます。

お手入れ前の状態。向かって左がセボ、右がパトリック製品。

雪国に住んでいると、雪が積もってしまえばスニーカーは履けません。……いやまあ履く人もいますし、私も学生の頃はよくやってましたが、今はちょっと勘弁してほしいです。

お手入れといっても細かい方法は靴や考え方によって変わりますので、細かいことは省きます。私が地元の靴屋さんに教わった方法が、レザー用のジェルを指で擦り込む方法でして、こんな方法もあるんだな程度に思ってもらえればと思います。

使うのはこちら、コロニルのレザージェル。

2000円超するので安くないですが、一度に使う量が少ないので割高感は全く無いです。

レザーだけでなくスウェードにも使えるので、これ一本あれば大体のことが出来ます。革を使ってるスニーカーには基本的にこれしか使ってません。たまに防水スプレーを重ねがけすることはあります。

ブラッシングした後、写真のように指にジェルを出して、擦り込みます。

これだけで結構広がります。

擦るとじきにジェルの水分が分離してくるので、それもちゃんと広げてやります。あとは乾いた後に軽く拭ってやって、最後に軽くブラッシングしてやるだけ。

水分もきっちり広げてやります。

お手入れは以上の方法だけです。乾燥させる時間を抜けば、二足で30分かかりません。手間をかけようと思えばもっとかけられますが……スニーカーはどんなに大事に履いても、3年も履いたら限界ですからね。リペアするぐらいなら買い替えた方が良いことも多いです。

気分に合わせて履くために、最低限のお手入れを、気軽にしてあげる。そんなつもりでいつもお手入れしています。いつもと言っても、三ヶ月に一度ぐらいですけどね。

私の住んでる上越は雪以外に雨も多い土地柄なのですが、だからこそ気分転換になるものを履きたいのです。かといって、そうぽんぽんと靴を買うお金もありません。お手入れで靴との距離感を自分なりに作っていければ最高だと、近頃はよく思います。

お手入れ完了。たまたま靴が壊れるのが重なったため、この二足はほぼ同時期のもの。

同じくお手入れ完了時。パトリック製は一度合うのを見付けると手放し難くなります。

折角なのでついでに、冬用の靴についても触れておきます。

種類は都市部の人とほとんど変わらないです。個人の趣味で左右はされますが、基本的には街歩き用のブーツとかですね。前に記事にしたディエッメのブーツは重宝してますが、あそこまでがっしりしてなくても、チャッカブーツとかもありです。除雪時に長靴を履いたりはします。

いずれにしろ凍結すると滑りますし、タイルとかに雪が靴裏に詰まった状態で踏み入れば、すてーんといきます。かといってスパイク付きだと、歩き辛いですからね。

よく「雪国の人は滑らない歩き方を知ってる」とか盛ってる場合がありますけど、それは無理です。「都会の人は満員電車に慣れてる」って言ってるようなもんだと思ってください。「滑ってもダメージを負い辛い姿勢」とかはありますが、これは子供の頃から自然と身に付いたもので、特別なものではないです。

滑りそうな場所や時間に気を付けることが結局は一番大事です。出かける際には、少しでも危ないなと思ったら遠回りすることを心がけたいですね。

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