三國志12プレイ動画のその14はまだ作成中ですが、その13をブログの方に貼ってなかったので、置いておきます。
PKの発売日も発表されたことで、延期するかどうかはともかく、わりとさくさくとやっていきたいところ。まあ、既に中盤にかかってますので、半端なことをする必要もないですね。
動画でもちょっと触れましたが、今年は雪が少ないです。昨シーズンとその前のシーズンが酷かっただけってのもあるんでしょう。平野部の街中なのに1月の段階で除雪が間に合わないというのは、さすがに異常でした。
動画で触れた直後にドバっと降ったものの、これも平年と比べると多かったらしいんですが、去年とかと比べると全然って感じです。あっ、でも今年初の雪かきは二日間ぐらいやりました。
厄介なのが地盤沈下注意報でして、これは雪国の人じゃないと雪かきとかスタッドレスタイヤとか以上にわからないことだと思いますから、説明します。
雪が街中に降ると、道路に埋設されたパイプや路上に設置したチューブから地下水を出して雪を消します。これがいわゆる消雪パイプというものです。埋めてあるものも置いてあるだけのものも一緒くたに消雪パイプと呼ぶことが多いです。
この設備の利点は、一々雪かきをせずとも多少の雪なら水で消せることです。降り続ける雪を消す場合は、溜まってから雪かきをするよりも効率が良いです。汲み上げポンプさえ設置できれば後はホームセンターで調達できるので、一般家庭でも設置している場合が多いです。
しかし資源には限りがあります。水を汲み上げれば土が縮み、地盤が下がってしまいます。大規模なものはここ十数年ぐらい無いらしいのですが、小規模の地盤沈下は毎年起こっていまして、道路のひび割れとかはよく目にする光景です。
というわけで、地下水の減少が観測されると行政から注意報が出るわけです。これが地盤沈下注意報。こうなると基本的に水は使えません。家が傾いたら元も子もないですから。
「ほんじゃあ普通に雪かきすりゃいいよね?」と思うかもしれませんが、雪かきをする場合、雪を捨てる場所が必要になります。幹線道路は行政が除雪車と運搬トラックでやってくれますが、それ以外の道や家の前は捨て場がありません。だからこそ消雪パイプを設置して、それ自体で雪を消す一方、そこに雪を捨てて消します。
雪国というと雪捨て用の側溝を思い浮かべる人も多いと思いますが、一般家庭で消雪パイプを常時使いたくなる量の降雪があった場合、すぐに埋まってしまいます。また、仕事から帰ってきたときにはどかっと積もってしまっていることも多いので、消雪パイプが使えないのはかなり大変なんですね。
長々と書きましたが、まとめると「この注意報が出てる時に降られちゃうと困っちゃうんだよな~」ということでして、まあ雪国に住むってことはその困っちゃう状況と如何に付き合うかってことでもありますから、愚痴以上のもんではないです。はい。
大雪っていうとうず高く積もった津南町とかの風景ばかり取り沙汰されるもんですから「街中には街中の庶民の苦労があるんですよ」とこの機会に書いてみました。
共通している問題点は、「雪かきをする体力のある人間が会社や学校に出かけている。もしくはそもそも一緒に住んでいない」ってことですので、気持ちは同じつもりです。近くも遠くもお互い様の精神で毎年過ごしています。
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