笑顔が届く範囲ってどこまでだろう?

最初に、被災された方々、並びにそうした被災地の状況に心痛める多くの方々のお気持ちが少しでも安らかであることを願います。

新潟県上越市にも地震が及びましたが、私個人は緊急性が低い状態でした。ざっと流れを追いますと、11日の東北関東大震災発生を受けて、12日朝に向かう予定だった東京行きをキャンセル。切符等を払い戻し。12日深夜に発生した新潟県及び長野県境の地震について、余震が鎮まらず、朝まで眠れない状態が続きました。

私が見聞きした新潟県内での被害は、断水の他、JR飯山線の線路の崖が崩落したこと、積雪がまだ多い地域での雪崩、それによる交通の途絶などなど。ある程度は復旧したとはいえ、実際にそうした被害の出た住民の方々の萎縮は軽いとは言い切れない状態が続いています。

今日まで私は連休を取ってあったので家族と一緒にいましたが、痛感したのが、娯楽を享受できない人達がいるということ。仕事から帰ってきてテレビでほっと一息。そんな生活が当たり前の人は沢山いますが、今日まで全て地震情報で埋まってしまいました。母親もそういう一人で、不安とストレスでかなり気落ちしていたのですが、私が蔵書の中から花の写真を多く扱った本を渡すと、それだけで喜んでいました。計画停電などのことを考えますと、普段であればネットなどで情報や娯楽を得られる方々にも、こういうケースが出てくるかもしれません。

知っている範囲でも、宴会等のキャンセルが続いています。状況が状況だけに仕方ない部分もありますが、日頃の仕事でさえ娯楽が必要なのに、これほどの被害が伝わってくる中で楽しみの一つも得られないのは深刻でしょう。べろんべろんに酔えなんて言いませんが、今はノンアルコールの商品も出回っていますし、余程の大人数でもない限りは気軽にお店に足を運んでみても良いように思います。

私も土曜日の夜、比較的早い時間に友人に誘われて飲みに出たのですが、かなりの気分転換になりました。明るく接客してくれた店員の方々にお礼したいぐらいでした。今回、skypeやIRC、twitter、facebook他で連絡を常時取り合える仲間がいたことも大きかったです。声をかけ合える状況を少しでも増やしていければ、と思います。

土曜日に足を運んだお店はこちら。日本酒の銘酒が多くあり、少ない酒量でも楽しむことが出来ました。営業お疲れ様です。



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