近頃大分、撮影スポットが決まってきた気がする

今月は色々と立て込んでいましたが、平野部に積雪もあったことで、一息つかないとやってられない状況に。

大げさと思われるかもしれませんが、雪国だとこういうときに慣れておかないと、その年のテンションが持ちません。一月から年が始まるというより、積雪がいつどれぐらいあったかで年の過ごし方が変わります。

近頃は地方の景気やら高齢化やらがやたら報じられてきついイメージばかりが先行していますが、雪が降り始めるようになると、空が面白くなります。写真は浄興寺裏手から南葉山方面を撮影。夕暮れの清々しい空です。こういうときは日没後に冷え込むのですが、案の定でした。

「雪国に自殺者が多いのは、冬季は毎日が曇天で気が滅入るから」なんていう人もいますが、仕事で疲れた後に曇天を見上げてみれば、そこに鳥が飛んでいる姿に気持ちが弾んだりします。写真のように晴れ渡るときもあります。人が雪かきをしていれば、それだけでほっとします。 確かに雪を何ヶ月も相手にするのは楽な暮らしではありませんが、人さえそこにいれば、辛い中にも楽しみを見出せるもののようです。 

ここから少し真面目な話になりますが、それこそ数十年以上前と比べれば雪の量は減っているものの、大雪のときはドカっと降ります。今年は学者の方々も大雪だという話をしており、実際、12月の雪の降り方としてはかなり気になりました。平野部は大半の雪が湿っており、それだけ重いのですが(仙台などの太平洋側の雪国の人はあまり経験が無いことらしいです)、解けやすいため、年が明けるまではそんなに警戒ません。それが今回は、雪自体は湿っていたはずなのに、それなりに積もってしまいました。

雪国の人間でも予測し辛いものですので、仕事や旅行などで来ることがありましたら、十分にご注意ください。

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