映画『築城せよ!』について

注:商品紹介・パッケージ掲載のためにamazonアソシエイトツールを使用していますが、私はレンタルビデオで視聴しています。

築城せよ! [DVD]
築城せよ! [DVD]
おすすめ平均
stars愛知県知事って…
stars笑いと涙の先にある、大切にしたい宝物
stars企画は素敵!なのに…
stars予想外の良作です。
stars劇場で観ましたよ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

邦画のこの手のコメディとしては、屈指の出来だった。単発映画としてみれば、後期の釣りバカ日誌などより、よっぽど見応えのある内容。

邦画らしいお約束で誤魔化している展開が結構あるのだが、主演陣の力強い演技は、この馬鹿馬鹿しい企画ならではないだろうか。

特に前半、殿が町民の心を動かす前の展開こそ、この映画の心髄だろう。いきなり歌舞を披露し、城造りに行き詰まり、馬で役場に乗り込み(スタントなしである)、苦悩する。ここまでの濃密さと目まぐるしさは、後半の昂揚感以上に、画面に引き込ませるものがある。

とんでも映画として終わらせるには、あまりに勿体無い内容。主役の二人はもちろんのこと、悪役の江守徹も素晴らしく、脇役の中では阿藤快、津村鷹志の二人がたまらない味を出している。若干、この二人は空回りしたキャスティングになっている気もするのだが、元々アクが強い役者さんなので、それもそれで楽しめた。

コメント